第4回研究会

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第4回事例研究会報告

企画:渡部 洋(東京大学)

テスト、特に客観テストにおいて、課題や問題の最小単位である項目の質はそのテストそのものの質に直結し、質の高い項目の集合がそのテストの質を保証することとなるが、その反面、少数でも質の貧弱な項目がテストに含まれることによって、そのテストの質そのものに対して懸念を抱かれてしまう原因となることも少なくない。
その意味において、項目をいかに書き下し、またそれらの項目の質の評価をいかに行なうかが、テストを作成したり利用したりする人々にとって試行テストを実施する前後において、また本テストを実施した後においてすらも、重要関心事の1つとなる。
今回の事例研究会においては、実際に項目作りに携わり、かつ書き下された項目についての評価を日々行なっておられる方々に、現場的な感覚でそのプロセスについてお話し頂くことを企画してみた。

報告内容(PDFファイル)
藤田彩子
株式会社リクルートマネジメントソリューションズ組織行動研究所 研究員
知的能力検査の問題項目の作成と分析事例
谷本和隆
財団法人日本英語検定協会 制作部制作第1課長
英検におけるテスト問題の作成方法
高木幹夫
株式会社日能研 代表取締役社長
カリキュラムテスト(毎週実施)作成と振り返り