第3回ワークショップ

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第3回ワークショップ(開催案内)
問題の執筆と検討の実習
~よい問題と悪い問題の見分け方と検討会議のすすめかた~

企画趣意

問題の執筆は、検査の質を方向づける最初の大きな鍵になっていると言われます。測定の専門家のみでよい問題ができるはずはありませんが、その領域の専門家も必ずしもすぐれた問題執筆者であるとは限りません。両者の連携と執筆者の熟練が鍵になるのでしょうか?
本ワークショップでは、問題項目の作成法について講義形式のみでなく、実際の問題項目案をご自身の個人作業、小グループでの討議、などの体験によって、作問のスキルを修得いただきます。さらに、項目分析データの解釈演習も課題に取り入れますので、実証的なアプローチの有効性も実感していただけるはずです。
講師は、主に地方公共団体に採用試験問題を提供されておられる財団法人日本人事試験研究センターの研究開発本部長、森昭彦様にお願いし、他に、当学会理事長の池田央先生、東京工業大学教授、前川眞一先生にも随時コメントをいただきます。
問題作成技術を高める方策をご検討されるために、また日ごろから問題の作成に臨んでおられる方々は自らの腕をあげるために、ぜひご参加くださいますようご案内申し上げます。

日 時 2005年10月17日(月)・24日(月)
各日13:00受付 13:30~17:30
会 場 東京工業大学 大岡山キャンパス
プログラム 17日(月):第1日目
作問の体制と問題執筆の基礎知識(設問形式と検討事項)
【実習Ⅰ】 サンプル問題の検討と討議
5-6人のグループ討議による検討と検討結果解説
(宿題)10問程度の宿題問題への解答と改訂案作成
各自で60分程度の宿題作業をお願いいたします。

24日(月):第2日目
【実習Ⅱ】 宿題問題の改訂案を持ちよって討議
5-6人のグループ討議による検討と検討結果解説
【実習Ⅲ】 宿題問題の項目分析結果にもとづく再討議
宿題問題の項目分析結果の解説
5-6人のグループ討議による項目分析結果の検討と検討結果解説
excelによる項目分析のしかた解説
実習Ⅲで用いた項目分析のexcelの数式紹介と分析結果の見方