このたび、成蹊大学におきまして、日本テスト学会第6回大会を「テストの科学とその果たす役割」というテーマで開催することとなりました。
最近では全国学力・学習状況調査、入試過去問題活用など、テストに関連した話題がマスコミを賑わすことが多くなりました。また検定や入試問題を扱ったバラエティ番組も数多く放映され、一般の方々のテストに対する関心の高さがうかがえます。本大会では、そのような時流において、テストの科学がどのような役割を果たすべきか考えるきっかけとなればという思いから、様々なシンポジウムや特別講演を企画しております。
今回は日本行動計量学会もほぼ同時期に、同じ成蹊大学で開催されます。学会メンバー間はもとより、学会の垣根を越えて、テスト関連の研究・開発・実務に携わる方々の交流が促され、様々な議論や情報交換が活発に行われることを願ってやみません。多くの方々に積極的にご参加、ご発表をいただくことによって、これまでの5回の大会と同様に、第6回大会の成功に向けてご協力くださるよう、切にお願い申し上げる次第です。
日本テスト学会第6回大会実行委員長
小方 博之(成蹊大学)