日本テスト学会 第5回大会

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 ごあいさつ



  日本テスト学会第5回大会を聖路加看護大学で開催することになり、その責任を重く受け止めております。過去4回の大会は、総合大学で開催されてきましたが、今回は、聖路加看護大学という単科大学で開催することになりました。聖路加看護大学は1921年に聖路加国際病院高等看護婦学校として発足し、その後1964年に4年制大学となり、引き続き、1980年に修士課程、1988年に看護教育としては日本最初の博士課程が設置されました。本大会では、看護大学独自の視点として「医療分野におけるテスト利用の現状と展開」というテーマを設定し、聖路加看護大学と聖路加国際病院の理事長を兼務されている日野原重明先生に特別講演を依頼すると共に、看護学、医学、薬学等の医療分野に沿ったシンポジウムや特別セッションを企画しました。また、本大会はじめての企画として、ポスターセッションを設けました。
 テストの様々な分野に関連する研究者および関連企業の皆様に、斬新な視点でテストを論ずる機会を提供できればと考えた企画です。日本テスト学会は本年の大会から大会発表賞を設け、本会の大会で発表された研究報告のうちから、今後の進展が期待され、推薦・奨励にふさわしいと認められた数編の発表を選定し、表彰するといった制度を設けました。学会員の皆様におかれましては、研究発表や講演に積極的にご参加いただき、これまでの4回の大会と同様に、第5回大会の成功に向けてご協力くださるよう、切にお願い申し上げる次第です。

日本テスト学会第5回大会実行委員長
柳井晴夫(聖路加看護大学)



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