大会実行委員長からの挨拶

ご挨拶  このたび,日本テスト学会第11回大会を九州大学で開催させていただくことになりました。ひと言ご挨拶申し上げます。

 日本テスト学会は設立されてこの5月で10年を迎え,大会も11回を数えるに至りました。その意味では,これまでの経験を活かし,次の10年を見通して活動すべき時代に入ったと言えます。

 テストの発展には,産学官の連携や協力関係が不可欠です。本学会の設立趣旨書にも明記されています。そこで第11回大会では原点に立ち戻って,大会のテーマを「研究と現場を往還するテスト学」とし,「テスト業務の現在」や「書く力の必要性と評価--論述試験における諸問題--」といったテスト現場での問題や「項目反応理論の現状と今後の展開」といった最新の研究に関わる問題を共有し議論できるような企画セッションを計画しております。このような企画を通して,研究者のみならず,これまで以上に企業を始めとしたテスト業務に関わる会員の皆様に多数ご参加いただき,テストに関する産学官での交流が進めばと思っております。

 本大会は8月の最終週に九州の福岡市で開催されることもあり,残暑が厳しいことも予想されますが,福岡市は玄界灘をひかえているために魚料理も大変美味であり,九州各地から名産品が集まることから食の面では皆様のご期待に副えるのではないかと思っております。また,志賀島や太宰府など歴史的に意義ある観光地もひかえ,著明な温泉を有する阿蘇や九重(久住)へのアクセスも容易です。

 会場も福岡市東区にある九州大学馬出キャンパス(病院地区)で行われ,地下鉄やバスでのアクセスが便利です。また,福岡空港は街の中心部から5-10分に位置し,JRも九州新幹線の全線開通に伴い,博多駅までの列車の本数が増えるなど利便性が高まっております。福岡市は,多くの会員の皆様方にとっては遠方とはなりますが,時間的なアクセス面では近隣でご参加が容易な環境ですので,多くの皆様のご発表やご出席を心からお待ち申し上げております。

     日本テスト学会第11回大会実行委員長
      九州大学大学院人間環境学研究院 中村 知靖